| タイトル | そして誰もいなくなった |
| 著者 | アガサ・クリスティー |
| 感想 | なんら共通項のない10人が孤島に招待された。招待主はU・Nオーエンと名乗る者。 全員が孤島に集まっても、U・Nオーエンは姿を現さない。夕食時になり、皆一つの部屋で食事を取ったところにどこからとも無く 10人の犯罪を暴露する声が響いてきた。いったい何が目的なのだろうか、そしてU・Nオーエンとは……? 内容は本格ミステリといったところ、恐怖に駆られる十人は極限状態の中で、活路を見出す為に足掻く。 登場人物が短編のわりに多いが、それぞれの個性が書き込まれていて、わからなくなることはない。 追い込まれていく客人の心理状態の描写なども見事で、緊迫感を崩すことなくクライマックスへむかう。 最後に明かされる真実は、知れば明快な物だった。読書中に気付くことは出来なかったけれど 古い本だから、陳腐なトリックと侮るなかれ。読み応え抜群のミステリでした |
| タイトル | すべてがFになる |
| 著者 | 森 博嗣 |
| 感想 | N大学工学部助教授犀川が教え子の西之園萌絵らとともに 天才工学博士、真賀田四季の研究所を尋ねた、しかしそこで発生する不可解な密室殺人。 猟奇的ともいえる手口。だが、部屋に残された謎は明らかに知的なものだった…… 森博嗣先生のデビュー作本格ミステリと名高い全てがFになるです 不可能に見える犯行しかし、それを論理的に説明する手段はある 論理的な台詞や難しい言語などが出てきますが、それを理解せずに読み進んでも楽しめる森ワールド ミステリ好きなら是非とも一読ください。 |
| タイトル | 冷たい密室と博士たち |
| 著者 | 森 博嗣 |
| 感想 | 友人の喜多に誘われて、低温度実験室を訪ねた犀川と萌絵。 しかし彼等の前でまたしても不可解な殺人が起きる。衆人環境の中において、殺人者はどのように殺害し、逃亡しえたのか。 完全なる密室を、崩す手段は? その論理展開とは? ということで森博嗣先生の二作目、冷たい密室と博士たちのしょうかいです じつはこれから読み始めた私なのですが。まぁそのあたりはおいておきまして タイトルが内容を示しています、問題は密室の構造。被害者でさえも進入できないはずの領域に一対どのようにして……ってところです 今回も考えつくされた難問、見事解き明かして見せられるか…… (ちなみにダメでした) |
| タイトル | 笑わない数学者 |
| 著者 | 森 博嗣 |
| 感想 | N大学建築学科助教授犀川と教え子の萌絵が伝説的数学者。天王寺翔蔵博士の住む 三ツ星館でのクリスマスパーティに招かれた。知的なやり取りが行われる水面下での謎の存在。 そしてメーンのプラネタリウムを終えたとき謎は表面化した。消えたオリオン像、消えた死体 明らかに不可解な現象に二人が挑む。 森 博嗣先生の三作目です、今回も切れ味鋭いです。数学ですね、数学大好きですが。 推理小説の妙味と言えば、やはりトリックの解決にあると思うのです 動機が気になるって言う人もいますけど……私はそういう方向性じゃあないんですたぶん。 しかし、どういうディレクションに向いている人も、楽しめる本だと思いますよ |